教員時代、子どもを褒めるときに心がけていたこと
vol.438
前回は叱るときに心がけていたことを
書いたので
今回は褒めるときに心がけていたことを
書いてみようと思います。
褒めるって簡単そうに思いますが
実は叱るより難しい
と私は思っています。
なぜなら
叱る基準の方が明確だからです。
私が学校現場で叱るときの基準は
・命に関わる危険なことをしたとき
・人が嫌な(不快な)気持ちになる行為をしたとき
・同じことで3回以上注意を受けたとき
としていました。
でも褒める基準って難しいんですよね。
できた瞬間を見ていないと褒められないし
子どもがやろうとしている努力を
見つけないと褒められない。
同じ歳でも
できていることや
チャレンジしようとしていることは
人それぞれ違いますからね。
しかも子どもが自分で
「頑張った」と思っていることを褒めないと
イマイチよい反応もなく(;´д`)
日々苦戦していた思い出があります…
ということで
私が褒めるときに心がけていたのは
①子どもが頑張っているところ
頑張ろうとしているところと感じる部分を
説明して褒める。
例:最近二重跳び跳べるように縄跳びの練習頑張ってるよね。
一生懸命頑張る姿、素敵だよ。
②子どもの成長を前回と比べて褒める。
例:前は計算間違いが多かったけど、最近なくなってきたね。見直しの習慣が付いてきてるよ。この調子!
※他人とは比べない。
③同じ子ばかり、同じことばかりを褒めない。
といったところでしょうか。
あと意外と大事なのが
④何気ないところを褒めるところ
例:どんなときでも○○ちゃんは笑顔だよね。その笑顔に元気づけられるよ。
その子ならではの素敵だな、と思うところを
気付いたときに何の気なしに言うと
結構反応がいいです。
①〜③と違うポイントは
狙うのではなく、何の気なしに褒めること。
これについては担任から離れても
「あのときの先生の言葉覚えてます」
と言われたことがあります。
学校現場だけでなく
家族や友人に対してもきっと同じですね。
相手が本当に喜ぶところを
褒められる人になりたいものです。
これからも修行していきます\(^o^)/
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