学校の現状と今後期待したい熱中症対策
vol.414
明日から夏休みで
今日が節目の日だった学校も
多かったのではないでしょうか。
今年は特に
最後の一週間が猛暑だったということもあり
先生方はかなり子どもの体調に
気を遣ったのではないかと察します。
先生方、本当にお疲れ様でした。
この暑さによる熱中症で
小学生が亡くなってしまうという
悲しい事故が報道されたこともあり
ここ数日は
学校の設備について見直す必要がある
という旨のニュースをよく耳にします。
結論から言えば
私は大大大賛成です!
各都道府県や公立、私立の学校で
差があると思いますが
私が教員だった地方の公立小学校では
クーラーがあるのは
保健室・職員室・図書室・視聴覚室
(+特別支援の教室についている場合もありました)
のみでした。
視聴覚室については
暑さに弱いパソコンを守るために
クーラーがつけられたという説を聞いたこともあります( i _ i )
これが本当ならば人より設備を優先しているともとれるので
ちょっと残念です(;´Д`)
勤務していたときに
暑さ対策として教室につけられたものは
小さな壁がけの扇風機が2台。
扇風機の近くの子どもは授業中
少し涼しい思いができていたみたいですが
(教師も含む)その他大勢の子は
暑い中我慢しながら授業を受けていました。
あまりの暑さに子ども達の体調が心配だったときは
足元に水筒を置かせて
授業中に給水タイムをとったこともありました。
夏の時期に行われる
体育館での集会は毎回ヒヤヒヤします。
報道でも取り上げられていましたが
整列時の感覚を広めにとることはとても大切です。
あと冷房がつかないのならば
せめて保冷剤+タオルを
授業中に首にかけることを許可してもらえたら
少しはリスクが削減されるのかな、とも感じます。
ただこの対応は学校全体のものになるので
一人の判断でできないのが難しいところです(;´Д`A ```
部活動を担当していたときには
保護者の方の配慮もあり
塩分チャージを子ども達に食べさせる時間をとって
熱中症対策をしていました。
私が子どものときは
クーラーどころか扇風機もなかったので
少しずつ恵まれた環境になっているのは
間違いないのですが
それにしても最近の暑さは
大人でも耐えられないものになっているので
子どもたちの命を守るためにも
何とか予算を工面して
学校に冷房を完備させてほしいと願います。
教師の配慮だけでは限界があるからです。
先日の豪雨災害のような天災時も
避難所となるのが学校です。
万が一大変な生活を強いられた場合でも
体育館や教室に冷房があれば
少しは快適に過ごせるのではないか
と思うのです。
もちろん寒い冬に備えて
暖房設備も兼ねているとなお有難いです!
最近の報道を受けて
自分が感じたことを記事にしました。
これから先、学校がより子どもたちにとって
学校に関わる人にとって
過ごしやすい環境になりますように…
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