市販テストを素早く採点する方法
vol.341
5月に入り
そろそろ最初の単元が終わって
市販テストを使い始めた頃でしょうか。
市販テストは1時間の予定が埋まるので
実施するのは簡単なのですが
問題は実施をした後!
採点をするのが大変なのです。
特に児童・生徒数が多い学級だと
1教科のテストを全員分採点するだけでも
1時間弱かかることも・・・( ;∀;)
今日はそんな採点の時間を
少しでも削減するために私がやっていたことを
紹介しようと思います
①テストの時間内に採点する。
これは意外と盲点です。
私が心に響いた言葉の中に
子どもはテストをした時が一番覚えている
時間がたてばたつほど何を説いたか忘れてしまい
テストの意味はなくなっていく
というものがあります。
子ども達に1秒でも早く返却するために
終わった子から提出するシステムをつくり
採点できるところからどんどん採点していきましょう。
②同じ問題を一気に採点する。(国語は右から、他の教科は左から)
一般的に市販テストは
国語
算数・理科・社会
という構成になっています。
ただ1人目の問1~問10を採点して
2人目も問1~問10を採点して・・・というのは
効率がかなり悪くなるので
先に問1を全員分採点する
という方法を取ります。
この作業に役立つアイテムはこちら。
全員分のテスト用紙の端をこのクリップではさんでおけば
パラパラとめくりながら作業を進めることができます。
国語は大体2~3問ごと
国語以外は左半分→右半分の2回に分けて
めくりながら採点をしていました。
③記号のところだけを先に採点する方法も。
基本的にはどの教科も問1から順番に採点していくのですが
例えば
問2、問4、問5、問7が記号問題だった場合は
記号問題の解答だけ覚えて先に採点した方が
時短になります。
逆に記述問題は部分点がある関係で
1問だけをじっくり見る…
という採点方法になります。
このように問題のパターンによって
何問ずつ採点するのが一番効率がよいかを考えながらやると
さらにスピードアップすることができます。
④白紙に近い答案は先に丸をつけておく。
小学生の場合は割とまれな例ですが
魔の漢字50問テストのときなどは
白紙の回答があると丸付けのリズムが大きく崩れてしまいます。
これは採点のスピードがガタ落ちする大きな原因に( ;∀;)
そこで
白紙に近い答案は先に全てを採点し
束から除外しておきます。
全員の採点が終わってから入れるのを忘れずに!
そのまま記録に入ると欄がずれて大変なことになります:;(∩´﹏`∩);:
少しでも参考になれば嬉しいです(^^♪
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