子どもに整理整頓を指導する準備と定着するための指導方法
vol.308
間もなく新年度がスタートしますね。
ここ数日
先生方は特に
忙しい日々を過ごされていたのではないでしょうか。
本当にお疲れ様です_(._.)_
新年度になると
子どもたちは続々と自分の持ち物を持って
登校してきます。
中にはハリキリすぎて?
初日は絶対に使わない
鍵盤ハーモニカや習字道具を持って来る子もいます(^^;
そんなとき子どもたちが発するお決まりのセリフが
”先生、これどこに置けばいいですか?”
というもの。
このときに適当な受け答えをすると
後で自分の首を絞めることになりますので
そんなことにならないように
予め準備をしておくことが大切です。
今日は
子どもたちが自分で整理整頓できるようにするための
ポイントを紹介します!
①想定される学習用具の置き場所を予め考えておく。
先ほど例に挙げた
□習字道具(3年~)
□鍵盤ハーモニカ
に加え
□水筒
□シューズ
□体操服
□歯ブラシ・コップ
□ぞうきん
□給食用マスク
□はさみ・のり等、筆箱以外の文房具
□絵の具道具
□リコーダー(3年~)
□裁縫道具(5年~)
っと
ざっと挙げただけでも子ども1人で
これだけのものを学校に置いておきます。
それが×クラス人数になるわけですので
しっかり場所を決めておかないと
教師も子どももどこにおいてよいのかわからず
教室内・外ともに大パニックです。
各自で机や棚の中にしまっておくものなのか
決まった1か所に集めて保管しておくものなのかを
きちんと決めておきましょう。
また、複数学級ある場合は
同じ学年の先生に聞きながら
ある程度収納方法や場所を揃えておくと
学級間での混乱が少なくて済みますよ!(^^)!
②収納場所が決まってからもすき間時間で指導をする。
予め収納場所を決めて
最初はその決まりにしたがっているように見える子も
時間が経って来ると違う場所に置くようになります。
元々整理整頓が苦手な子は
片づけるのが面倒くさくって
何でも机の中にしまうため
机の中があふれ出していたり
整理整頓が得意な子でも
前年度までの習慣で違う場所に収納していたりします。
だから
こまめに収納場所の確認と
実際にその場所に収納できているか
を確認する時間が必要になるわけです。
意外とおろそかになりがちなのが
”収納場所の確認”という部分。
これをせずに片づけを開始してしまうと
子どもたちから逐一質問されることになります( ;∀;)
特に年度当初は
この片づけの時間を多めにとって
何をどこに収納するのか
どのような状態になっていれば正解なのか
をしっかり指導することが大切です。
あと
いらないプリントの山を
机の中に隠し持っている子は
断捨離術も伝授します笑
ちなみに私は
片づけが得意な子には先生になってもらい
苦手な子の片づけを手伝うようにしてもらっていました。
→これもある程度時間が経つと自分でできるように
得意な子は苦手な子を見守る指導に切り替える必要があります。
私も自分の反省点として書いています(;^ω^)
大人の世界でも整理整頓は
大切な事柄の一つです。
子どもにも
いらないものを自分で把握し
捨てることができるようにすること
残したものはお気に入りとして
大切に使う(使いきる)こと
を時間をかけて指導する必要があると強く感じています。
この記事が少しでも指導の参考になれば嬉しいです☆
【追記】
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